コードを切り替えながら演奏する
Studio one 4 Professional に搭載されたコードトラックを利用して、コードを色々切り替えながら演奏して、曲想を練ったりするのに使えるかやってみました。
一小節分のコードトラック( コードはC )とインストゥルメントトラックを作成します。
インストゥルメントトラックの内容は、Cコードに合わせて、ドミソを入力し、ベース音にC2のドの音も追加しました。
コピーして増やしていきます。
変更したいコード名をダブルクリックして、コードセレクターを開きます。
コードセレクターでコードを変更していきます。
コードを変更すると、音符のようなマークが表示されて、コードネームに合わせて演奏されます。
音符のようなマークが表示されない場合は、インストゥルメントトラックをクリック選択して、インスペクターを開き、コードに従うの所をパラレルなどに変更します。
テンションコードで演奏する
3小節目のFコードを選択し、コードセレクターで、インターバルの所のメジャーセブンを選択すると
コード表示はFmaj7でも、実際の演奏はFコードのままで変化しませんでした。
元となる一小節目に作成した、Cコード部分の構成音が、下図のようなドミソ3音だけだと
丸で囲った中のコードは変換されて演奏できるのですが、右側のインターバル内のセブンスやナインスとかは、追加しても発音されませんでした。
なので、一小節目のCコードの部分に、例えば「シ」の音を追加して、コードをCmaj7として
それをコピーしてから
インターバル内の要素を含めたコードを入力していくと、一応コードネーム通りに変換され演奏できました。
しかし今度は、1小節目のCmaj7の所をCコードに変更しても、追加した「シ」の音がそのまま発音され、ただのCコードで発音されませんでした。
一小節目にAm7を打ち込んだ場合で試してみると、CとCmaj7を鳴らし分ける事ができましたが、それだと今度はAmを入力してもAm7のままになります。
他にも試してみましたが、どのコードでもうまく鳴らし分ける方法が今回は見つけられませんでした。(なにかやり方が間違っているのかもしれませんが、チョット気になる部分でありました。)
ベース音を変更する
今度は、コードセレクターでベース音を変更してみました。
すると、コードトラックの表示は、Dm7/G のようにベース音がGに変更されて表示されますが、演奏の方はベース音がDのままで変更が反映されませんでした。
それをなんとかしてみたく、コードのみを鳴らすトラックと、ベース音用のトラックを分けて作成して
ベースのトラックをクリック選択し、このトラックだけインスペクター内の「コードに従う」の所を、「ベース」に変更してみました。
同じようにコピーしながらトラックを作成していき、もう一度コードセレクターでベース音の変更をしてみたら、今度はベースのトラックだけが、ベース音変更にうまく追従するようになりました。
コード機能は、弾ける人には手弾きのほうがよっぽど速いとも思いましたが、MIDIだけではなく、オーディオにもコード変更が適用できるので、コツを掴めば面白い効果が狙えるかもしれません。
以上、コードトラックでコードを指定して演奏する。でした。